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おもてなしが鬱陶しく感じる時


おはようございます。

先日に引き続き、おもてなしについての話です。

今こそ、「おもてなし」を!と思われている経営者も多いと思います。
そこでよく問題にされるのが。
「サービス」と「おもてなし」の違いです。

古くから「おもてなし」の文化に触れている我々日本人は、受ける側に立つとその違いを感じるような気がしますが、「おもてなし」は心地いいですが、「過剰なサービス」は鬱陶しく感じます。

逆にお店や会社で提供する側に立つと、似ている部分もあるので混合してしまうところが多いようです。
受け手側に、「おもてなし」を提供し続けているお店、会社もあるわけですが、逆に、良かれと思って行っていてることが、「過剰サービス」になってしまっている残念なこともあります。

では、「サービス」と「おもてなし」の違いは何でしょうか?






















































最終的には
「気持ちがこもっているかどうかです!!」

・・・・それも間違ってはいませんが、あまりにも抽象的すぎる気がします。

そんな中、以前テレビで「なるほど!!」と感じた話がありました。

和食の板前さんなのですが、
お客さんの、最初のお茶を持つ手を持て、その人の利き手を察するのだそうです。
もし、左利きだと判断した際には、その後の料理などの置く向きなどを調整するのです。
世の中は、基本的に右利きの人向けに作られているので、左利きのかたには不便な点も多いのですが、左利きの彼らにはそれが当たり前になっていいます。
なので、その板前さんの左利きの人向けに気を使われた料理を食べたとしても、特別気づくわけでもありません。
後から「なんとなく、食べやすかったな~。何でだろう?」と思うことはあるかもしれませんが、「左利き用に置いてくれたんだ!」と気づいてもらう必要はないとのことです。
しかし、それがお客さんからすると気づかないけど、「居心地が良い」とか、「楽」とかの感情になり、「どうせならそのお店」と感じるのでしょう。

これは、おもてなしの分かりやすい一例ですが、おもてなしは「売り上げのために」仕事でやっていては到底伝わらず、日ごろから、隣の人に対してもこのような「気持ち」を持っている人がやって、はじめて本物のおもてなしがお客さんに伝わっていくのだと思います。










・・・・隣にいる人、同僚や部下、上司、家族におもてなし、していますか?










現代はサービス競争と言われています。
特に日本のサービスは世界でも類を見ないくらいにきめ細やかなものになっており、それすら当たり前になっています。

過剰なサービスより、心からのおもてなしを提供できる日本でありたいものです。





おもてなし4


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