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30年の重み
おはようございます。
先週になりますが、長年お世話になっている企業様の30周年記念式典に行ってきました。
会社を立ち上げるのは誰でもできますが、存続させることの方が大変です。
一般的に、設立5年で約85%が廃業・倒産すると言われています。
設立10年以上存続出来る企業は6.3%しかなく、さらに20年続く会社になると、0.3%。
そして30年続く会社は、0.025% しかいないという統計結果です。
この0.025%を生き抜いてきた奇跡のような会社です。
もちろん、この奇跡のような確率を、楽に勝ち抜いてきたはずもありません。
たくさんの苦労や、今まであった危機、もちろん発展も、
関わってきた全ての人の努力と意識で、30周年を迎えられたということが非常によく伝わってきました。
この会社は以前より中心に「心からのおもてなし」を掲げており、
前半は、日ごろ頑張っている社員とそのご家族、後半は参加した全ての人を「おもてなし」しようという気持ちであふれていましまた。


どんなに良い会社でも、福利厚生、労働条件が改善されているとはいえ、残業があったり、急な予定変更があったり、場合のよっては転勤もあったりします。もっと小さなことでも、長く積み重なっていくものもあります。
チャレンジしている会社であればなおさらです。
会社はその社員に納得してもらう努力はするのですが、そこの根底には、その社員を支えているご家族がいるのです。
そのご家族に会社を理解してもらうことは非常に重要です。
その会社が、
「何をやっている会社なのか?」
「何を大切にしているのか?」
「何故、それをやるのか?」
「社員とその家族を大切に考えているのか?」
「どんな社長が経営しているのか?」・・・・など、
社員は人生の何かを会社に賭けています。
そのご家族は、信用している反面、心配もしています。
会社は、そのご家族に自分たちのことを誠意をもって伝え、少しでも安心とそして協力をしてもらうことをする必要があります。
今回の会には、社員のご家族も参加されたそうです。
私の見る限り、「いい会社だなあ~」と感じる会であったと思います。

社員のご家族も「お父さんの会社は、いい会社だね」とか「息子の働いている会社は、いいね」なんて思われたら、社員も鼻が高いですね。