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強みの活用
天才野球選手イチローを11人集めて、サッカーチームを作っても、強いチームは作れませんよね?
なぜならば、イチローは野球が世界レベルで上手なのであって、サッカーは上手ではないから。
じゃあ、野球。
うちのチームにはホームランが必要と、イチローに「ヒットではなく、ホームランを打て!」と指導をします。
天才ホームランバッター松井に、「ホームランはいらない。ヒットを打って走れ!」と指導します。
当然、イチロー、松井の良さを活かせないチームは勝てないのと同時に、イチローも松井も本来の力を発揮できずに潰れていくでしょう。
ビジネスで、もしこんな社員がいたら、非常にもったいない。
「じゃあ、○○君は営業向きではないから、どこか他の部署に・・・」
その上司の会社の結果を考える責任感や、部下を思う気持ちは素晴らしいでしょう。
しかし、その前に考えなくてはいけないのはここで言っている「営業向き」とは何を基準にしているのでしょうか?
松井みたいなホームランバッターをバッターと言うならば、イチローはバッター向きじゃないでしょう。
逆に、イチローのようなヒットと足の速さが重要と決められていたら、松井も不適合です。
バッターで言うならば、自分の強みを活かして、どのようなバッターになってチームに貢献するかが重要です。
そしてそれぞれの違うタイプのバッターが集まって打線となるのです。
「営業」も、色々なタイプの営業パーソンがいてもいいわけで、例えば
根暗だとしても、ダメというわけでもありません。
ネガティブな部分があるからダメなのではなく、持っている強みをどう営業や、各自の役割に活かしていくかが重要なのです。

そもそもが、自分に仲間にどのような強みがあるのかわかっていない方がほとんどです。
ここで、初めての発見が多くあります。
強みを活かす事に関して、人はワクワクします。
おまかせください。
イデア小冊子
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