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研修を最大限に活かすには? パート2
日本の国技、相撲もワールドワイドになってきて、最近では外国人力士も当たり前になってきました。
私がいつも思うのは、彼ら外国人力士の日本語の上手さです。
学んだ年数はまちまちでしょうが、言葉を聞いただけでは、日本人と区別がつかないほど上手に話す力士がたくさんいます。
私も、英語を10年以上勉強してきましたが・・・・・・。
彼らとの違いは、意識でしかありません。
外国人力士と、中学、高校、大学と日本で英語を勉強している日本とでは、意識や必死さが全く違うでしょう。
日本の相撲で一旗揚げようととてつもない覚悟で来ている外国人力士に日本語を100教えるのと、普通に勉強している日本人に英語100を教えるのでは、どちらが吸収するでしょう?
企業の教育も同じです。
スキルや技術を教える前に、それを学ぼうとする土台を作る教育が重要です。
「いやいや、社会人を何年もやっているから、意識はありますよ」と言われる方も多いです。
実際に意識は高いのでしょう。しかし、私の実感では、仕事経験の長い人ほど、入社当時の純粋な気持ちを思い出したりと、意識の教育を行った時の変わり方が大きい人が多くいます。
いったん意識を磨きなおしてから、そこにスキルを乗せていく方が断然効果が違います。